2018年5月26日

弟から見る、兄貴と幼馴染が共同創業・経営するカイショーとは。福岡ベンチャー企業

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こんにちは!じゅんやです。

僕はタナクロ、という埼玉に本社がある会社を経営しているのですが、

実はタナクロ創業のきっかけに二人のキーパーソンがいます。

一人目は、兄、田中達也

もう一人は、幼なじみの中山裕介。

二人は今、株式会社カイショーというタイヤホイールの買取ゴルフクラブの買取カメラの買取車の買取販売、などの事業で共同代表をやっています。

二人が代表取締役。という、まあよく聞く「やってはいけない経営パターン」と言われているやつです笑

タナクロは2012年に生まれ、カイショー が法人化したのはその前年とかだったと思います。

当時、僕が居酒屋アルバイトで月5万ぐらいしか稼いでなくて、ヒモで、どうしようもなくやっていた時、

あれは東京の溜池山王のホームで乗り換えしようとした時だったかな、兄貴から電話があったんですね。夜の12時前に。

「俺、ゆうすけと起業しようと思うっちゃんね」

ぼく、なんかよくわからんのですが

「絶対やったほうがいいばい!」

みたいな返答をした記憶があります。

で、面白そうだったので少し経ってお手伝いにいくことになりました。

当時のカイショー事務所はこんな感じ。

創業当初(ブランドオート)のカイショー

カイショー(ブランドオート時代)古賀事務所

カイショー(ブランドオート時代)古賀事務所在庫

ここで僕は弁当の買出し係やっていました笑 本当に、小さい事務所で、在庫も写っているだけ。ハヤマという近所の弁当を人数分買ってきて、事務所で食べて、また仕事する。そしてすることない時は、庭でマウンテンバイクを乗り回すって感じの日々でした。(あとたまに釣りに行ったり=釣具買取事業までやってます笑)

そして。。。

あれこれと省略いたしまして、今ではこんな感じに会社は大きくなってきています。

数年後のカイショー

カイショー東区本社外観

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※拠点も東区本社、嘉麻倉庫、筑紫野、小倉、東京立川と増えています。

先日、カイショーに行く予定があったので、共同代表の一人、裕介とご飯にいきました。

正直、生まれて記憶がある時から彼とは知っているレベルで、

兄貴、ゆうすけ、僕、あっちゃん(ゆうすけの妹)の4人はいつ出会ったのかと言われたら生まれた数日後、ぐらいの話なんじゃないかな?

そんな関係の人なので、二人で飲みにいくってなんだか親父と二人でいくのがハズい。というような

こっぱずかしい感じがしていたんです。でもせっかくなんで二人でいこうかと。

香椎にある「寿司やすこうち」さんにお邪魔して、カウンターで、お魚食べながら

結局、6時間は話したでしょうか笑 あまりにも楽しかったのでもう少し話をしようと、

BARに入ったと思ったら、ガールズバーでしたw(見た目がマジでただのBAR

とにかく、二人でなんでも話をしました。

なんでも包み隠さずお互いの考えや、未来を語りました。

特に記憶に残っていることは2つ。

ひとつめ

創業時、二人は別々に副業として事業を営んでいました。

その時、ゆうすけが売れない日々が結構続いて、自信をなくすことがあったみたいです。

その時、兄貴に相談したら

「いつか売れる時がくると思うけん、大丈夫」

彼の頭の中に、どんなロジックがあったのかはわかりません笑

しかし、そういう風に何度もなんども励まされ、ゆうすけは続けて事業を行い、

結果二人でやることになったそうです。

なんというか、諦めない不屈の精神攻めの田中、守りの中山。がこの時から醸成されていたのかもしれません。今の二人やカイショーの若いメンバーと話をしているとこの感覚はすごくわかった気がします。

ふたつめ(公開不可ですが)

ちょっとここで書くと二人に怒られそうなのでかけないのですが、ある日、ある出来事がおこったそうです。

その時に自分自身もこんな気持ちでやっていてはいけない、本気で経営者として二人で引っ張っていこうと決意新たにしたみたいです。
※一回書いたんですが、消しました。 タイミングがきたら二人に公開してもらいます。

実は、世の中共同経営で失敗している企業っていっぱいあるんです。

でも、カイショーは本当に心で繋がっている二人が経営している。

たぶん、これって僕ら三人にしかわからない感覚だとは思いますが。

二人とも人を大切にしたいという思いが本当に強い人間だと思っています。

近い人間であればあるほど、大切にしたい、育てたい、いい人生を送ってもらいたい。

そういう気持ちが強い経営者だと感じます。

と!色々と上記の話以外にたくさんしました。

会社の規模が大きくなるにつれて一番成長しなければならないのは、経営者だと思っています。

では経営者の成長とはなんだろう?と。

色々な意見もあると思いますし、経営のやり方も様々だと思います。

経営とはイノシシを倒すゲームだと、ある方がおっしゃっていました。

経営とはイノシシを倒すゲームだ

「田中さんはイノシシを全部自分で倒そうとしていませんか?」

「いろんな能力のイノシシがいます。そのイノシシを倒す能力のある人を集めるのが経営者の仕事ではないでしょうか」

なまじっか、自分自身でゼロイチをやっていただけに、変にこだわって自分でハンドリングしようとしてしまっている自分に気づきました。

僕の目の前にいる、イノシシはどんな能力をもったイノシシだ?

そのイノシシを倒せる人間が、今身の回りにいるだれなのか?いないのか?

いなければ、どうするか?イノシシを、どうするのか!?

そう行ったことをここ2週間ぐらいずっと考えて、具体的に動き回っています。

で、色々とイノシシ倒すぞチームの理想の形も見えてきました。

僕が倒すイノシシは「世界を変える企業をつくる。の前に立ちはだかる大小様々なイノシシです」

「大きくジャンプをするためには、深くしゃがみこむ必要があるでしょう。」

カイショーとタナクロ、それぞれの経営者の想いをより明確に、そして関わる人を幸せにしていけるように週末もココロ磨いていきましょう!

点と点が少しづつ繋がってきたぞ。

カイショー中山社長と